愛犬家必読!獣医師が考える冬の散歩で気を付けたいことは?
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こんにちは!寒い日が続いていますね。
わんちゃんは寒さに強いと思われがちですが、実は冬場は筋肉がこわばりやすく、ケガが多くなる可能性があります。
また、空気の乾燥などで呼吸器系のトラブルも増加傾向にあります。
今回は冬場のお散歩で気を付けたいポイントを獣医師の目線からいくつかご紹介します!
また、「バウワウ プレイス」では健康的に過ごすために必要な栄養分を含んだフードを数多く取り揃えています。
正しい情報を持っていただき、愛犬の健康維持にぜひお役立てください!
1.寒さに弱いわんちゃんの注意点
◆幼齢、シニアのわんちゃん
幼齢犬やシニア犬は体温の調節をしにくいため、気温の変化で体調を崩す可能性が高いです。
お散歩に出かける際は防寒対策をしっかりとした方がよいでしょう。
特にカート等に乗せてお外に出る際は、わんちゃんは動く必要がないので余計に体温が下がります。
毛布などでしっかりと体をおおってあげましょう。
◆シングルコートのわんちゃん
わんちゃんは、毛の生え方によって「ダブルコート」と「シングルコート」に分類されます。
・ダブルコート:アンダーコート(下毛)とオーバーコート(上毛)の両方をもつ。春と秋に換毛期がある。
例:柴犬、シベリアンハスキー、チワワなど
・シングルコート:オーバーコートのみを持ち、換毛期がない。
例:トイプードル、マルチーズ、ミニチュアピンシャーなど
一般的にダブルコートのわんちゃんの方が寒さに強いといわれていますが、チワワやポメラニアンなど、ダブルコートながらも体格の小さいわんちゃんは寒さに弱いことがあります。
シングルコートのわんちゃんは毛の密度が低くなるため、寒さに弱いとされます。
寒さに弱い毛質や体格の小さいわんちゃんは、より一層防寒対策に気を付けた方がよいでしょう。
◆循環器に持病があるわんちゃん
循環器に持病がある場合(弁膜症、心筋症、不整脈など)、急な温度変化に心臓が対応しきれず、肺に水がたまる肺水腫などを起こすリスクが高まります。
循環器に持病がある場合は、なるべく暖かい時間帯に無理のない範囲でお散歩を行ってみてください。
循環器以外でも持病をもっている場合は、免疫力の低下など様々な理由で寒さに弱くなっている可能性があります。
そのような場合も、無理のない範囲でお散歩を行ってください。
2.お散歩時の防寒対策
◆洋服
わんちゃん用の防寒着はとても有効です。最近は色やデザインも豊富になってきているので、それぞれの体型にあった洋服で防寒をすることをおすすめします。
例えば首の長いイタリアングレーハウンドさんなどは、ハイネックの洋服がとても似合って可愛いです!
◆ブーツ
雪が積もっていたり路面が凍結したりしている場合、冷たい地面に慣れていないわんちゃんは肉球があかぎれのような状態になり、傷めてしまう可能性があります。極端に地面が冷たい日は、靴下やブーツを使用するのもおすすめです。
靴下やブーツは装着を嫌がるわんちゃんも多いので、寒い地域にお住まいの方は普段から徐々に慣らしておくとよいかもしれません。
最初に装着するときは、室内から練習してみると良いでしょう。
◆準備運動
お散歩の前に室内で準備運動をすることで体の緊張をほぐすことができ、お散歩中のケガの防止にもつながります。体温を徐々に外気に慣らすためにも、廊下や玄関などで軽くボール遊びをすると良いかもしれません。
準備運動の他には、マッサージで血行を良くすることも同様の効果が期待できます。
3.お散歩に適した時間帯
冬は日が短く、朝晩は冷え込んでしまいます。
できればお昼の暖かい時間帯にお散歩に行くのがベストですが、なかなか時間をとるのは難しいですよね。
できるだけ日が昇っている時間帯にお散歩をすることをおすすめします。
また、お散歩の途中で日が暮れてしまう場合などは、反射板や光る首輪・リードなどで事故対策も忘れずに!
まとめ
適切な防寒対策で、寒い冬もお散歩を楽しみましょう!
もちろん、わんちゃんだけではなく飼い主さんも防寒対策をお忘れなく!
またバウワウ プレイスでは、今回無添加で安全安心なドッグフードを取り揃えています。
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