ネットにあるドッグフード人気ランキングは嘘?
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「ドッグフード 人気」や「ドッグフード おすすめ」などといったキーワードで検索をすると、非常に多くの検索結果が表示されます。
ランキング形式でわかりやすくドッグフードが紹介されていますが、その多くは「アフィリエイト広告」であることをご存知でしょうか?
すべてが嘘というわけではありませんが、少なくともユーザーに親切心だけでドッグフードを紹介しているわけではなく、紹介しているフードがそのページから成約に至ると報酬が発生するという仕組みになっていることは事実です。
アフィリエイト広告とは?
◆ランキング上位は広告報酬が良いからかも!?
アフィリエイトとは、一般の人が運営するサイトやブログで、様々な商品を宣伝し、販売を促すネットのビジネスです。
例えばあなたがあるサイトでドッグフードを紹介されているのを見て、そのドッグフードに興味が湧いてクリックし、そのリンク先の販売サイトでドッグフードを購入すれば、サイトの運営者が「1購入につき○○円」という報酬がもらえるという仕組みになっているのです。
もちろん商品によって広告単価は様々です。
サイト運営者は本当に良いドッグフードではなく、報酬単価が高いドッグフードをランキング上位にしている可能性がある、ということです。
◆とはいえ丸っきり嘘の情報ばかりではない
アフィリエイト記事が広告ビジネスだからと言って、必ずしもすべての情報が嘘というわけではありません。
少なくとも記事内に記載されている原材料の情報などは、ほとんどがメーカーから提供されているもので、こういった情報は公式の情報です。
また、購入後の満足度が低い(評判の悪い)メーカーのドッグフードを嘘で塗り固めて販売を促すようなことをしても、実際に売れなければアフィリエイターに報酬が入ってきません。
書いてある内容がデタラメばかりということはなく、ある程度は信用できる内容と言えるかもしれません。
ただし、ランキングのつけ方には疑問が残ります。
報酬単価が高いドッグフードをランキング上位にしている可能性もあります。また、アフィリエイト広告を出稿していない良質なドッグフードについては、紹介して売れてもアフィリエイターに収入が入ってこないため、そもそもランクインすらしません。
アフィリエイト記事を鵜呑みにせず、自ら原材料などの確認をすることが大事!
結局は飼い主さん自らが、きちんと原材料を確認し、その原材料が安全なものかどうかを判断できるようになることが重要です。
とはいっても要点だけおさえればそこまで難しいことではありません。安全なドッグフードかどうかを見極めたい時は、つぎの点を中心に確認してみてください。
◆主原料が良質な動物性タンパク質か
動物性タンパク質は犬に必要な筋肉、艶のある毛並み、丈夫な爪をつくるために必要不可欠なものです。良質なものになればなるほどドッグフードの価格も高くなる傾向にあります。
大まかではありますが、動物性タンパク質の安全性は次のように見分けることが可能です。
・「〇〇生肉」や「〇〇肉」などの表記はおすすめできる
一般的に人が食べる部位と同じ部位の肉が使用されている場合の記載です。安全安心で新鮮な動物性タンパク質です。
・「肉副産物」などの表記は避ける
ドッグフードの肉副産物は、人間の食品を加工した後に残した余分なものであることがほとんどです。人間が食べる部分ではなくとも、犬にとっては栄養が多くある部分ももちろんありますが、最大の問題点は栄養のある部位を使っているのか、栄養がほとんどない部位を使っているのか、その成分比が明記されていないという点にあります。
あくまでラベルには「肉副産物」としか書かれていないため、これが主原料となっているドッグフードはおすすめはできません。
・「〇〇ミール」などの表記は避ける
ミールとは肉副産物(人が食べられない部位)をレンダリング(粉砕し、高温で処理加工)した肉のことです。
ミールは法律上、加熱処理によって有害な微生物を除去するなら4D(病死した動物)を含めても良いと定められています。
例えばチキンミールであれば、鳥の内臓や毛、とさか、ひどい際には糞尿や病死した肉まで使用されている恐れがあるということです。そういった劣悪なものが必ず含まれているわけではありませんが、反対に含まれていないとも断言できません。成分表記を確認して分らない以上はおすすめはできません。
◆小麦やトウモロコシなどの植物性穀物が主原料のものは避ける
安く手に入るドッグフードは、トウモロコシや小麦などの穀物を多く含ませ、コストを抑えてカサ増ししていることがほとんどです。
穀物のタンパク質は一部のアミノ酸含有量が少なく、また犬は穀物の消化が苦手なため、悪影響を及ぼしてしまいます。
また穀物はアレルギーも起こしやすいため、グレインフリー・またはグルテンフリーのものを選択する必要があります。
◆危険な人工添加物が含まれていないか
添加物とは保存料、着色料、酸化防止剤、保湿剤などです。発がん性や不妊の危険性が指摘されているものなど、人間でも避けたいものが多く含まれています。
つぎの添加物が含まれているドッグフードは避けるようにする必要があります。
・ソルビン酸カリウム(保存料)
・赤102、青2、黄4、黄5(着色料)
・二酸化チタン(添加物)
BHT、BHA、エトキシキン、没食子酸プロピル、プロピレングリコール(酸化防止剤)
価格は少し高くなりますが、できるだけ人工添加物が含まれていないドッグフードを選択する必要があります。
◆愛犬にドッグフードが合っているかどうかを見極める
食いつきの良さと、ドッグフードが合っているかどうかは必ずしも関係しないため注意が必要です。
食いつきを良くするために香料などに人工添加物を使用している場合もあります。
合っているかどうかの見極め方は次を確認してください。
・下痢や嘔吐を繰り返さないか
・皮膚のかゆみなどアレルギー反応が出ていないか
アレルギー反応が出ている場合は、アレルギー源の特定をする必要があります。
小麦などの穀物意外にも、動物性のタンパク質である特定の肉源がアレルゲンとなる場合があります。
病院で獣医さんに診てもらった上で、アレルギー源となる原料を含まないドッグフードに変更しましょう。
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今回はネット上にあるドッグフードランキングの実情について解説しました。
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